当院では、妊娠中の方と60歳以上の方にRSウイルスワクチンの接種を行っています。
- RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症は、2歳までにほぼ全員が感染すると言われているウイルス性の風邪の原因の1つです。症状は、発熱・鼻水などの軽い風邪症状から重い肺炎まで様々です。免疫機能が未熟な新生児が感染すると重症化する可能性があります。またRSウイルスに感染した赤ちゃんは、その後喘息になるリスクが増えると言われています。
また高齢の方はRSウイルスで重症化しやすく、肺炎などを引き起こすリスクが高いため、特に基礎疾患がある方は接種を検討することが推奨されています。
- 妊娠中の方と60歳以上の方へのRSウイルスワクチンの接種について
妊娠24~36週の妊婦にRSウイルスワクチンを接種することで、赤ちゃんに抗体が移行されて赤ちゃんがRSウイルスにかかりにくくなり、かかったとしても重症化しにくくなります。妊娠28~36週に接種することが推奨されています。
また60歳以上の方もRSウイルスワクチンの接種が可能です。
- 費用・接種予約について
接種費用は33,000円(税込)となります。
ご予約希望の方は、接種希望の1週間前までにお電話もしくは来院時に職員へお申し付けください。







